韓国ドラマ帖

ハマったドラマについて語ります。

元彼は天才詐欺師~38師機動隊~(2016)

ドラマのタイトルやサムネイル画像の雰囲気が若い女性向けのラブ・コメディを

思わせるけど内容は全然違いました。市の税金徴収課課(マ・ドンソク)と若い

イケメン天才詐欺師(ソ・イングク)がタッグを組んで、悪質な高額税金滞納者

からお金を巻き上げ、納税させるというストーリー。あらゆる犯罪のプロが集結

してのチームプレイが鮮やかで痛快!観ていてスカッとするドラマでした。

マ・ドンソクをよく知らなかったのだけど、アクションものの出演が多い大物

俳優みたい。だけど一見ショボい税徴収係という役柄もうまくハマっていました。

そしてソ・イングクもイケメン天才詐欺師という役がピッタリ。カッコつけてて

(実際カッコよくて)、強がってみせているけど脆さも持ち合わせてるっていう

憎めないキャラクタ-でよかったです。

ライフ(2018)

「秘密の森」ですきになったチョ・スンウ出演作を探してみつけました。

今回の役柄は大きな病院を経営する企業の雇われ社長役。どこまでも

ビジネスライクで非情な役柄。それでもスンウの元来の人柄の良さが

見え隠れしていました。医師たちを連れて犬の保護施設にボランティア

活動に行った回など、ク社長ではなくチョ・スンウに戻ってた感じに

見えました。動物を愛する人だとよくわかる姿でした。

もう何作目かの韓国ドラマなので見たことのある役者さんがちらほら

おられました。「刑務所のル-ルブック」、「秘密の森」のイ・ギュ

ヒョン、「秘密の森」で重要な役どころを演じたユ・ジェミョン、

それに「検法男女」の凶悪犯役キム・ドヒョン(彼の演技が非常に

押さえたものでよかったです)こうして役者さんを覚えてゆく楽しさも

味わい始めました。

 

 

秘密の森(シーズン1:2017 シ-ズン2:2020)

だいすきなペ・ドゥナが出演するドラマとしてみつけました。

とても人気作だったようです。主役で感情を表に出さない、

常に冷静で理性的な検事ファン・シモク役のチョ・スンウ

をすきになりました。顔立ちは私の好みのオ・マンソクとは

打って変わってあっさり系なのですが。

真面目な検事課長役で「刑務所のル-ルブック」のハニャン

イ・ギュヒョン)が出演しています。これを見て、あの

ハニャン役上手かったなぁとしみじみ思いました。

どこまでもシリアスな内容で気が張りますが、とにかく夢中に

なれるドラマです。

ジャスティス-検法男女-(シーズン1:2018 シーズン2:2019)

これもオ・マンソク目当てで探してみつけたドラマ。但し、マンソクはシーズン2

のみに出演している。ぶどう畑の頃からすると、ずいぶん大人の男性になって登場。

主人公のペク先生(チョン・ジェヨン)が解剖シ-ンがなんといっても見どころ。

動物的な感性を総動員して(遺体の臭いまで嗅ぐ)、まわりがしびれを切らすほど

時間をかけることで事件を解明する。ぶっきらぼうで超マイペ-スで、自分のやり方に

誰にも文句を言わせないすごい人物です。

シ-ズン1のみの出演の薬学博士ステラ(スティファニ-)のキャラクターがコケティッシュで面白かったです。シ-ズン1,2を通して出演するお坊ちゃまな凶悪犯オ・マンサン(キム・ドヒョン)はこのドラマではどうしようもないろくでなし男でしたが、

その後ドヒョンをほかのドラマでみかけたとき、全然、雰囲気が違うのでビックリ。

すごく上手い役者さんなのだと思います。

ぶどう畑のあの男(2006)

「愛の不時着」の悪役チョ・チョルガン役オ・マンソクを別の役柄で見てみたいと

思い、みつけたドラマ。オ・マンソク31才の頃の。映像が古くてどこか野暮った

い感じ。オ・マンソクは田舎の素朴な青年の役で体型もずんぐりでした。

見た目こそ、そんな垢抜けないルックスですが、ぶどうの育成に懸ける情熱と専門

的な知識がすごくあって、とても頼れる存在。

ぶどう畑のご主人役のイ・スンジェが名俳優だと知らずに観ていました。

 

 

ライフ・オン・マ-ズ(2018)

これもチャン・ギョンホ主演。エリ-ト刑事ハン・テジュ(ギョンホ)が現在のソウルから80年代の地方都市仁城(インソン)へタイムスリップしたという設定。

なので何もかもが古くさい。のですが、昭和世代にとってはそれがなじめる感じ。

スリリングなシーンが多くて、テジュはとことん危険な目に遭う。死なないのが不思議なほど。観ていてくたびれるほどだが、見事にハマり、全16回観終えて、事件が解決し、現代に戻ってしまうと、なんともさびしい気もちになりました。

純情に惚れる(2015)

「刑務所のル-ルブック」の刑務官役を見て、いいなと思ったチョン・ギョンホ主演。

はじめは企業買収に乗り込んできて、非情な真似を仕掛けていたが、やがて秘書スンジョン(キム・ソヨン)に惚れてしまい、彼女が家族のように思う会社の再建に奮い立つ立場になるというお話。そのスンジョンに惚れることになる理由がこのドラマの目玉かな。韓国ドラマって人と人との情がつよい感じで、スンジョンが会社の人たちと家族のように接しているのを見ると、なごむし、親近感をおぼえる。私もいつのまにか会社が立ち直るのを応援する気もちになってました。

スンジョンの控えめでいて、そつのない秘書の役柄がとてもよかったです。